Va/レパートリークラス
- Manah Ballet Class

- 2019年11月9日
- 読了時間: 3分
更新日:2019年12月12日
昨今、国内のバレエにおいてヴァリエーションを踊る子供達が低年齢化されております。 バレエ講師をさせて頂いていて常々、日々感じております。 当スタジオも正にそうですが、発表会においても年々、ヴァリエーション希望の生徒さんの年齢が下がってきておりました。
しかし、小学校低学年の生徒さん達には振りを覚え、技術をしっかり踊りの中でおこなう事が限界です。 ですので、私も今まで低学年の生徒さん達には表現についてそこまで言いませんでした。 只、役柄を理解する為に自分の踊る演目のお勉強の指導はしておりましたが、先ずはそれよりも基礎や技術が大切ですからね!
けれど、振りを忘れないように…、技術をしっかり…、ばかりで笑顔すらなくなってしまう生徒さんが多く(笑)、今回の発表会では、私とナデジダ先生がどれだけ「笑顔!」と言った事か…😅😂せめて、低年齢の生徒さん達!ポーズだけでも笑顔で!🙇
ヴァリエーションと云えば今ではコンクールですが…。 以前、私もコンクールのお仕事に携わらせて頂いており、恩師とも話しておりましたが、効果ばかりを狙って役柄を忘れておられる生徒さん達(指導の先生方)も多々おります。 ジゼルは体が弱いのに3回転や2回転のターンを左右に回ったり、黒鳥はジークフリートを誘惑し騙さなければならないのに、高度な技術ばかりに集中し顔が無表情だったり…(笑)
バレエは技術・テクニックだけ上達しても意味がありません。 必ず役がありますから、役を理解し演じて表現し、そして技術を魅せて踊らなければならない総合芸術です。 それが今は忘れさられていると、恩師達は皆言っており私も感じている次第です。
海外のバレエ学校では、演劇の授業があります。私が留学したボリショイバレエ学校でも週に2回はあったかと思います。随分と昔の事で忘れてしまいましたが…(笑) 先程も述べたようにバレリーナは総合芸術…、ですから本来ならば演劇、デュエット、民族舞踊、キャラクター…etcと全てやらなければなりませんが、日本では通常レッスンの時間すら少ないですから、とても困難な事です。
ですから、今回のヴァリエーションクラスでは、(冬という事もありますが)技術と表現、マイムが組み込まれており、生徒さん達にとってとても良かったと思いました。
レッスンでは私がドロッセルマイヤー役をしておりますが、マーシャがドロッセルマイヤーにお願いして、くるみ割り人形を貰う時に、みなさんお寺でお祈りポーズになっていて爆笑でした😂😂
バレエは言葉がないものですから、本当に心から気持ちを入れてマイムするのと、しないのでは差が出ますよ!(笑)
セクションづつある程度、覚えたら一人づつおこなっておりますが、はけている間も(メインでやっている生徒さんの音に合わせ)個々で練習する事が段々と身についてきており感心しております。
早速12月のお申込みも有難う御座います😊15日(金)迄です! 毎回、お申込みのご連絡もお母様方が大変かと思っております次第です。 何か良い方法はないかと…😞💦






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